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茶室「忘路庵」

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自宅で茶道教室を開かれている施主様の依頼で、本格的な茶室、水屋、広間を新築しました。茶室は3畳台目の小間です。茶室の材木は京都北山杉の磨き丸太を使用しています。茶室は流派によってさまざまな決まり事があり、裏千家流の小間の床では、床柱には松の皮付き丸太、中柱には曲がり柱の百日紅(さるすべり)、見上げの天井廻り縁には皮付き辛夷(こぶし)丸太が常道となっています。シンプルな構成の中にも、日本の美意識を凝縮した落ち着いた和の空間となっています。「忘路庵」とは、あまりの居心地の良さに帰り道すら忘れてしまった、という中国の唐代の「寒山詩」に因んだもので、命名と扁額の揮毫は、臨済宗妙心寺派正眼寺の山川宗玄老師です。

名 称 : 茶室「忘路庵」

竣 工 : 2007年5月

所在地 : 岐阜県羽島市

構 造 : 木造平屋建て

面 積 : 52㎡(約16坪)

設 計 : セイケン設計株式会社

施 工 : カネサダ番匠